8月22日火曜日、今日は座学から。
いえづくり教習所14日目
座学は今回が最後。給排水や電気設備に関する条例や接道義務を学んだ。接道義務とは、建物の敷地は原則として道路に2メートル以上接していなければならない、というルールだ。火事などの非常事態に備えて、基本的には道路に面していなければならない。
知識講座の締めくくりは、「壁量計算」だ。
地震や台風に耐えうる建物にする為に、必要な壁の長さが定められている。
地震に対しては床面積、風に対しては家の垂直投影面積(真横から見た時の面積)を基準に算出する。
小テストに取り組むメンバー。
焦ると公式がごっちゃになったりするので、明後日に控えた本テストでは、1つずつ冷静に算出していこう。
午後からは、屋根班と建具班の2チームに分かれて作業。
建具チームは、サッシや扉を設置していく。
みんな協力しながら、作業を進める。
僕は屋根チームだ。
まず、昨日取り付けた縦向きの胴縁の上に、横向きの胴縁を固定していく。
続いて、波板だ。
流れ作業で屋根の上へ運ぶ。
ドリルで下穴を開け、釘で留めていく。
釘の頭にはクッション材が付いていて、それが波板に密着することで、入水を防ぐ。
やや手こずりながらも、1枚、2枚と波板を取り付けていっていると、、、
「釘は波板の山の部分につけていますか?」
と所長。
あちゃーーー。
谷の部分に打ち込んでいた!これでは水の流れを止めてしまうではないか!
ここで気づいて良かった。
続きはしっかりと山の部分に打ち込み、屋根の4分の1仕上がったところで本日は終了。
残された期間は3日。
ピッチを上げながらも、正確に、そして何よりも事故や怪我のないように進めていこう。
最終日の打ち上げで、ぐっすり酒が飲めるように。
そして次の日、とんでもない悲劇が、、、