こんにちは!
子育て主夫のダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。
「主夫ええなぁ。」と軽く言う人のために、「主夫」という職種につくための採用試験の全貌を公開します。
実技を含めた本試験。その前には仮試験もあり、採用に至るまでには厳しい面接官による採用面接が数十回行われます。
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主夫になるための仮試験
まずは仮試験があります。
メールやライン通話でのオンライン面接、食事しながらの面接と順当にクリアしていけば、宿泊研修が待っています。
宿泊研修では、「整理整頓能力」や「炊事能力」も試されます。
リサーチも必要です。好みの食材や調理方法を調べ、練習もしておきましょう。
この度重なる仮試験をパスした者だけが、共同生活による本試験へ進むことが出来ます。
主夫になるための本試験
仮試験をパスしてからが大変です。
共同生活による本試験では、毎日の面接(時には圧迫面接もあり)に加え、家事全般の実技試験、家族を交えたグループディスカッションもあります。
実技試験では、親戚の子どもと遊ぶ育児力テストや、炊事洗濯を同時にこなす段取り力テストなど、幅広い能力が試されます。
そんな数多の試験をクリアしたら、最終面接&プレゼンが待っています。
ぼくは実際、主夫という職種に就く想いが明確になっていなかったため、最終面接で一度落ちました。
そこから、もう一度想いを見直し、プレゼンを練り直して、もう一度もらった最終面接のチャンスをものにしました。
大企業における、5次試験、6次試験なんてもんじゃありません。
毎日が試験みたいなもんなのです。
面接、グループディスカッション、幅広い実技試験。
そんな難関をクリアした者だけが就けるレアジョブ、それが「主夫」です。
しかも採用は1名のみ。超狭き門です。
主夫のお仕事
主夫になれたからと言って油断は出来ません。
しっかりと、採用してくれた人をフォローし、癒し、その人に出来ない価値を提供し続けなければなりません。
保険制度や福利厚生はありますが、雇用契約書や組合はありません。
終身雇用なんてとんでもありません。
子供が生まれたら、担当職務は倍増するにも関わらず、支出が増えるので、主夫の収入は増えるどころか減るでしょう。
ですが副業は禁止されていないので、余裕が出来てきたら始めましょう。
家事育児、激務の中の副業ですが、楽しみながらできれば、心のゆとりも生まれるし、何よりも自分の自信に繋がります。
やると決意して挑んだ「主夫」という職種ですが、やはり養われている感はぬぐい去れません。
対等とまでは行かなくても、もし首を切られても1人で生きていけるくらい稼げていれば、もっと余裕を持って本業にも取り組めるでしょう。
ぼく自身、まだまだその域には達していません。
正直、ビジネスは得意じゃないし、「稼ぐ」という言葉もしっくり来ていないわけですが、自分の
「主夫でもなんでも生きてたらええやん」
「ゆるゆるで生きよう」
という想いをベースに、気張りすぎず、人の役に立てる道が絶対あると信じています。
その道を上手く作っていけたら、想いとともにお金も流れる。
悠長なアマちゃんの考えかもしれませんが、ぼくはゆるゆるのアマちゃんなので、自分なりの生き方で周囲の人と笑って生きたいと思います。
その選択肢が、ぼくの場合「子育て主夫」やった、というだけです。
どうですか?主夫になりたくなりましたか?