前向き子育てプログラム(トリプルP)セミナーを受講した感想

こんにちは!

子育て主夫のダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。

今日は僕の住む町(大阪府岸和田市)で、「前向き子育てプログラム(トリプルP)セミナー」講師:家本めぐみさん(トリプルP認定ファシリテーター)が開催されたので、ちょっくら参加してきました。

そこでの気付きを3つにまとめました。

ダイナミック忍者って何者?
と思われた方は、プロフィールページをご覧ください^^

トリプルPとは?

「トリプルP」とは決してエロい言葉ではありません。

Positive Parenting Program の頭文字3つのPから「トリプルP」と呼ばれる、オーストラリア発祥の子育てプログラムで、現在では25ヵ国以上で実施されています。

Positive Parenting Programの訳が「前向き子育てプログラム」というわけです。

ぼくは前向きに子育てできている方だと思いますが、なんか面白そうやし、勉強にもなりそうだったので参加してきました。

講師の先生の子育て事例を交えながらの説明がとても分かりやすく、今後の子育てに活かせそうな内容満載でした。

ニャンジャ
ママ友づくりが真の目的だニャ。

どんどん子どもを預けよう

今回ぼくが参加してポイントだと思った3点のうちの1つが、

「どんどん子どもを預けよう。」

ということです。

預けられる場所がなくてしんどい思いをしているお母さんがたくさんいるのは承知してますが、預けられる環境にあるのに、周囲の目とか罪悪感で「預けない」というお母さんは、一回それを取っ払って預けてみましょう、ってことです。

たとえ1時間でも1人になれたら、だいぶと心の余裕が生まれます。

参加してたお母さんたちも、全員「ひとり時間」の大切さを熱弁していました。

それに、子どもにとっても、いろんな大人と触れ合うことは社会勉強になるので、子どものためやと思ってドンドン預けましょう。

ニャンジャ
可愛い子には旅をさせよ、だニャ。

 

子どもと向き合う時間を取ろう

「子どもと向き合う時間を取る」と言われると、つい「じっくり向き合って話をする」とか「どこかに一緒にお出かけする」という長時間を考えてしまいます。

でも、本当に大事なのは、

子どもが「ねぇママ」とか「パパちょっと聞いて」と親を求めてくるときに、ちゃんと応えてあげること

だそうです。

それが子どもの安心感に繋がり、結果的にひとり遊びなどが増えるみたいです。

ついつい「今忙しいから」と自分の時間を確保しようと子どもを後回しにしてしまいそうですが、その瞬間にきちんと応えてあげることで、ゆくゆく自分の時間を確保できるようになるし、子どもとの信頼関係も生まれる、とのこと。

 

「今その瞬間に応える。」

これは子どもだけじゃなくて、対大人でも大事なことやと感じました。

ニャンジャ
おにぎりを食べながらでも応えるニャ。もぐもぐ。。

 

子どもの良いところに着目しよう

「良いところを見つけて褒める」というのはもちろんですが、良くない行動を見つけた時の対応がポイントのようです。

悪い行動にあまり目くじらを立てず、注意するにしても、「〜したらアカン」じゃなくて「〜した方が良いよ」と良い行動を教えてあげるのが効果的らしいです。

例えば、スーパーで走り回る子どもには、

❌「走り回ったらアカン!」

⭕️「ママの側で歩いて欲しい。」

と、して欲しい行動を伝える方が効果的とのこと。

 

また、兄弟喧嘩を見かけた時に怒って注意するよりも、兄弟仲良くしている瞬間に、

「仲良くしてて、お母さん嬉しいわ。」

と良い行動に着目して褒めてあげると、子どもの行動が変わってくる。

 

これも大人にも言えることですよね。

「褒めるのが難しい」という方は、この記事が参考になるかも知れません^o^

<参考記事>

人を褒めることを難しいと感じてしまう人へ
ニャンジャ
ボクも褒められて伸びるタイプだニャ。

 

まとめ

「子育て」も相手が子どもなだけで、対人関係には変わりありません。

子どもやから、と言ってナメてしまいがちですが、逆に繊細で吸収力の高い子どもだからこそ、こちらの対応次第で反応が大きく変わります。

 

「イライラしてしまうのは、自分の思う通りにさせようとするから。」です。

子育てに正解なんてありません。

正解なんてもんがあったら、その答え通りの子どもばっかり育って、全然おもろくない社会になります。

 

子どもは「天からの授かりもの」じゃなくて「社会からの預かりもの」やねんから、自分たちだけで育てようとせず、もっと社会の人々に預けたらいいのでしょう。

「子どもの躾」も「裁縫の躾」と同じで、ガチガチにやったら修正できなくなるし、疲れます。

 

子どもはアホみたいな行動するけど、アホではありません。

大人が思っているよりも我々の背中を見て、雰囲気を敏感に察知しています。

うちの息子が僕ワンオペの時によく泣くのは、僕の不安やイラ立ちが伝わっているからやろうな、と改めて反省しました。

 

だからこそ、親が心にゆとりを持って子育てに取り組むことが大事です。

そのためにも、夫、妻、周囲が協力し合うことが必要なんやろうし、今回学んだような知識を持つことも、心の余裕に大きく繋がると感じました。

 

今日のセミナーに参加していた約30名のうち、男は僕を含めて2人。

まぁド平日の午前中ではありますが、半日有給でも取ってでも参加する価値はあります。

そういうことが出来る社会になったら、疲れ切ってしまうママが減って、子育てに余裕が生まれ、イキイキ伸び伸びと育つ子どもが増えます。

「明るい未来をつくる」ためには、会社でバリバリ働くことも有用ですが、子どもがイキイキ生きられる家庭環境をつくることが最優先でしょう。

 

AI、スマホ、ブロックチェーン。。

技術がどんどん進化する世の中やからこそ、「子育て」もどんどん進化すべきなのではないでしょうか?

ニャンジャ
人間が知らないだけで、ネコもどんどん進化してるからニャ!

 

 

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