こんにちは!
子育て主夫のダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。
堀江貴文氏の「これからを稼ごう」(徳間書店)を読みました。
この書籍のポイントは3つ。
「小さな一歩が世界を変える」「軸は多い方が安定する」「選択できることが重要」です。
うん。「お金」じゃなくて「生き方」の本ですね。
ダイナミック忍者って何者?
と思われた方は、プロフィールページをご覧ください^^
「これからを稼ごう」の概略
先日読んだ「お金2.0(佐藤 航陽・著)」よりも、仮想通貨に焦点を絞った内容。
ビットコインをはじめとする仮想通貨の歴史や、近年起こっているそれを取り巻く事件の詳細が分かりやすく書かれてあります。
江戸時代の通貨の役割や、大阪ー和歌山間を約5分で情報伝達した「光通信」のことなど、「お金」を理解する上で必要な情報が盛りだくさんの一冊でした。
生後6ヶ月の息子も、食い入るように読んでました。笑
ホリエモン@takapon_jp の「これからを稼ごう」を読んで、これからを担う息子とこれからの世界を考える。
「これからを稼ごう」堀江貴文・著
➡️ https://t.co/bQBR51JYLY pic.twitter.com/jt8vDqzA6m— ダイナミック忍者 (@dynamic_ninjya) August 13, 2018
<参考記事>
「お金2.0」を読んで「大阪桐蔭」と「ビットコイン」の関係性に気付いた話
小さな一歩が世界を変える
ホリエモンは著書の中で、イーサリアムの共同創始者であるヴィタリック・ブテリンという24歳の若者に敬意を表しながら、
「アイデアなんてものは、世界中で同じことを考えている人がいる。」
「重要なことは、そのアイデアを実現することだ。」
と述べています。
行動の人ならではの説得力があります。
そして、最終章のP.224で、
ちょっとの勇気で、ちょっとの行動を起こす。その一歩は、見た目の何倍もの距離へ歩み出すことになる。
そうした小さな変化は、また次の変化を呼び、評価・信用に繋がる好循環になっていくと保証しよう。
と言っています。著者は、「モテるために」という分かりやすい一例として、このことを伝えていますが、人間の本質的なものだと思います。
ぼく自身も、この「小さな一歩」でウツから抜け出すことが出来ましたし。
<半歩進んでウツから抜け出した話>
人生は「半歩進んで2歩下がる」でいい
軸は多い方が安定する
堀江さんは、ノーベル経済学賞を受けたフリードリヒ・ハイエクを引き合いに出しながら、
現行の円だけで経済が完結している日本社会は、僕は不安定だと思う。
本書p.229より
と述べています。
仮想通貨という国家が発行しない通貨が流通することで、通貨はお互いに安定する、と。
これも「お金」だけでなく、人の軸でも同じことが言えると思っています。
「ブレない軸」を持っている人って、それこそ「お金」があったり、「強い意志」を持ってることがクローズアップされがちですが、ぼくがウツと向き合う中で気づいたのは、
人生は軸が多い方が安定する。
ということでした。
確かにお金や意志も大切な要素ですが、「夢」や「趣味」など軸が多い方が人生は安定します。
特に「友だち」や「家族」など信頼できる人の存在という自分の外側にある軸は、自分の心が折れた時に支えてくれる重要な安定材料だと思います。
<過去記事>
うつ病と向き合う中で見つけた「ブレない軸」を持つ方法
選択できることが重要
そして、法定通貨だけじゃなくて仮想通貨も流通し、決済の度に使いやすい通貨を選択できれば、より便利な世の中になります。
ここでも再び人生と結びつけますが、成熟した社会というのは通貨だけじゃなくて生き方を選べる社会だと思います。
ぼくは「主夫」という生き方を選びました。
もちろん妻のサポートがあってこその選択ですが、妻と出会ったのもウツの時に踏み出した小さな一歩から始まったことです。
ぼくは主夫を増やしたいという野望もないし、どちらかと言えば女性が子育てに専念できる社会の方がうまく回ると思っています。
このことに関しては、いつか詳しく書こうと思っていますが、目指すべきは、「女性全員の社会進出」ではなく、「働きたい女性が働くことを選択できる社会」です。
いろんな生き方があるし、いろんな生き方を実は選べます。
「会社をやめられへん」とか、「親父のあとを継がなあかん」とか、そういう固定観念に縛られて苦しんでいる人は多いのではないでしょうか?
実は自分で選んでいる。
そのことに気づけたら、もう少し気楽にオモロく生きられる。そう思います。
まとめ
「円」にしても「仮想通貨」にしても、それが成り立つには共通認識が必要です。
例えばぼくたちが絶大な信頼を置いている「1万円札」も、アマゾンの山奥に行ったらただの紙切れです。
まぁ、もしかしたら珍しくて綺麗な紙なのでピラニアと交換してもらえるかも知れませんが、ぼくたちが認識している「価値」はそこに存在しません。
「お金の価値」って「笑い」と似ていて、共通認識がないところには発生しません。
通貨の種類が増え、テクノロジーも発達し、「円」のために働く必要がなくなりつつある社会では、ホリエモンが言うように「自分の価値」を高める必要があるのでしょう。
自分の魅力を磨いて、それを発信して色んな人に知ってもらう。
そうやって人々の中で生まれる自分の価値という「共通認識」こそがお金の本質であり、その価値が人の役に立つことで人間社会は成り立ちます。
堀江氏の言うように、未来がどうなるかなんて誰にもわかりません。
でも、ぼくたちが人として生きる以上、他の人と協力する以外に生きるすべはありません。
だからこそ自分の価値を高め、魅力を磨く必要があるのでしょう。
そして、「労働」ではなく「遊び」の中で磨かれる魅力こそが、これからの時代に必要な価値だと解釈しました。
これがホリエモンがよくいう「遊びが仕事になる」ということだと思う今日この頃です。
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