こんにちは!
子育て主夫のダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。
佐藤 航陽氏の「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」(NewsPick Books)を読みました。
そして、分かってしまいました!未来予測の方法が!
ヒントは「高校野球」にありました。
ダイナミック忍者って何者?
と思われた方は、プロフィールページをご覧ください^^
書籍「お金2.0」の超要約
この「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」には何が書いてあるのか?
超要約すると、、、
- お金の歴史、今起こっていること、そしてこれから。
- うまく回る経済のシステムは、企業や小さなコミュニティにも応用できる。
- 自然が経済に似ているのではない。経済が自然に似ているのだ。
- 経済は知るものから、自ら創り出すものに変わる。
など、「お金」を理解しながら経済とこれからの社会を考えるのに必須の良著です。
中でも、一番印象に残ったのは、
「未来は点ではなく、線で考える。」
というところ。
「お金」「感情」「テクノロジー」の3つのベクトルがあり、その総和の先に未来がある。
そして、その推進力は
「お金」>「感情」>「テクノロジー」
となっている。
詳しくは書籍を読んで欲しいのですが、ぼくがここで気づいたのは、
「未来は、現在に至るまでの流れの先にある」
という可能性が高いことです。
色んな要因があるので正確には予測できないけど、現在に至るまでの流れを知っていることが「未来予測」の鍵になり、そしてその第一歩は「興味を持つ」ということだと思います。
これは、「夏の高校野球」を考えるとすごく分かりやすいです。
未来予測は興味を持つことからはじまる
未来を予測するには興味を持つことが大事と述べました。
「夏の高校野球」で考えてみましょう。
高校野球にすごく興味のある人は、地区予選から注目しています。
「予選でコールド勝ちを連発している大阪桐蔭は優勝候補だな。」
と本戦が始まる前から予測しています。
一方、一般の人は甲子園大会の抽選のニュースを観て、ようやく
「あ、高校野球始まるねんな。」
と気付きます。
そして、全く興味のない人は
「あ、大阪桐蔭が優勝したんや。」
と大会が終わってから気付くのです。
知識で上がる未来予測の確率
めちゃくちゃ興味を持って、それに付随する知識を取り込んでいく人は、より正確に未来を予測できます。
高校野球フリークの人たちは、前大会が終わった時から、もしくは中学生大会からチェックして、優秀な選手を見つけています。
そして、その選手がどこの高校に進学するか、春の打率はどんな感じか、練習ではメンタルトレーニングもやっているか、など細かく分析して、来年はどこが優勝するか予測を立てています。
そして、地区予選がはじまり、連勝する様子を見て、大阪桐蔭が優勝する未来を早い段階で予測しています。
まぁ、高校野球の場合も、予期せぬ怪我など不測の事態が起こったりと、未来を正確に予想することは出来ません。
それに早く予想できたからと言ってメリットがあるわけではありませんが、少なくとも「本大会が始まってから観戦する人」よりは優勝校を予測できる確率は高いのではないでしょうか?
この「大阪桐蔭」が経済で言うところの「ビットコイン」なのかも知れませんね。
未来を予測するのはオモロく生きるため
ホリエモンとか落合陽一、「お金2.0」の著者である佐藤航陽が未来を予測できるのは、彼らに予知能力があるからではなく、ぼくたち以上にお金やビジネスの流れに興味を持ち、色んな知識を得ることに貪欲だからでしょう。
そして、彼らは実際にその中に身を置き、自ら検証しながら未来を模索しています。
未来予測は当たるかどうか分からないし、結果が出てから知っても死んだりすることは滅多にありません。
でも、どうせなら興味を持って予想しながら生きる方が楽しそうです。
そこに大きな博打をうつ必要も、予想が当たったからと言って自慢する必要もありません。
ちょっと知ることで、もう少し余裕を持って気楽に生きられることがあります。
高校野球と違って、「お金」はもっと私たちに身近で、生活に欠かせないものです。
そんな「お金」がどうなっていくのか?
「お金」を本来の形である「ツール」として捉え、お金に縛られずに人間らしさを発揮してオモロく生きるためにも、この「お金2.0 新しい経済のルールとこれから」を一読することをオススメします。
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