ことの発端は、彼のこのツイートである。
壮絶な戦いのあと。#一平ちゃん pic.twitter.com/ihWG6So1t9— イトーちゃん (@SOMASOMA0416) 2016, 2月 3
フォローさせてもらっている、彦根のイトーちゃんさんが、
このふざけた「一平ちゃん チョコソース味」に果敢にも挑み、
その闘いの一部始終をブログに書き綴った。
それを読み、怖じ気づいた私は、以下のように返信した。
@SOMASOMA0416 ありがとうございます!絶対に、絶対に、買いません!笑— ダイナミック忍者 カノコナオト (@dynamic_ninjya) 2016, 2月 3
「絶対に、絶対に、買いません。」と。。
しかし、ふとツイッターを眺めていると、
次々とそれに挑んでいく勇者たちが現れ始めた。
「このまま逃げていいのか?」
「ダイナミックって名前だけか?」
もう一人の自分が挑発してくる。
「俺も勇者とよばれたい!」
最後は、そんな下心が私を突き動かした。
運良く、近くのコンビニで、あっさりと購入できた。
「人生最後のツイートになるかも知れない。」
遺言の代わりに、つぶやきを投稿し、勝負を挑む。
力任せに封を破り、内容物を確認する。
おそらく、この「ふりかけ」がチョコフレークなのだろう。
これは情報戦でもある。
SNSの力を甘く見てもらっては困る。
こちらもそれなりに準備してあるので、怖じ気づくことはない。
まず、液体ソースを投入する。
ほんのりチョコ臭はするが、大したことはない!
続いて、チョコソースだ。
かなり濃厚に仕上げてきている!
しかし、この程度の量で私を困らせることができると思っているのか?
最後に、例のふりかけを入れる。
フレーク状に、形状を変えたところで、所詮は少量のチョコ。
臭いは確かに、ばりばりのチョコレートだが、
肝心の味はどの程度のものなのか。
いざ、実食!!
「ん!」
「ん!」
意外と食える!
と、いうよりも中途半端だ!
おかずでもなければ、おやつでもない!
もう少し骨のある焼きそばかと思っていたが、
まぁ、柔らかいそばに骨を求めるのは酷な話でもある。
やや不完全燃焼である。
しかし、
ここで終わってしまっては「ダイナミック」の名が廃る。
事前データで「追いチョコ」と呼ばれる必殺技を会得していた私は、
すかさずここで、「ダース」を取り出し、
おもむろに放り込む!
一切の手加減は無用!
12個全てを投げ込んだ。
これはかなりの量である。
なかなか、思うように溶けていかない。
やや固形分が残ったものの、
更に黒光りの増した、邪悪な焼きそばが姿を現した。
ひとくち。
「甘い!これでこそお菓子だ!」
さらに、食べ進める。
「甘い!甘すぎる!」
喉が渇いて仕方ない。
用意しておいた、とっておきのドリンクに手を伸ばす。
チョコオーレ!
やるからには全力勝負である。
あまーいそばを、あまーいドリンクで流し込む、、、
のつもりだったが、
「なんだこのドリンクは? 全然甘くない!」
それもそのはず、そばが甘すぎたのである。
もう完全に舌がおかしくなっている。
しかし、もう後戻りはできない。
甘すぎる焼きそばを、甘くもないチョコオーレと共に
なんとか仕留めることができた。
お菓子にするとしても、ダースは6粒にしておくべきであった。
闘いの後、もの凄い胸焼けとの第二ラウンドとなり、
こんな顔になったのは言うまでもない。。。
完