「ギャルっぽい格好が多い彼女に、カジュアルな服を着て欲しいねんけど、そう伝えるべきかな？」
先日、こんな相談を受けました。
言えばいい。
そう思います。
でも伝え方が大事で、
「パーカーとか着てや！」
とか
「カジュアルな格好してくれ！」
って言うんじゃなくて、
「パーカーも似合うんちゃう？」
とか
「こんなネルシャツ着てもかわいいかもなー」
とか、
相手が「着てみようかな」と思える言い方が
良いと思います。
誰でも、強制されるのではなく
自発的にやりたいものです。
特にファッションはそうやろうし、
恋人であっても
「ああしろ！」「こうしろ！」
と言われたら、よほどのドMでない限り、
いい気分はしないと思います。
そして、もし
相手が変わらくても、それは別の問題です。
こういうケースだけじゃくて、
人に対してイライラするのは、
自分の思う通りにならないから、
ではないでしょうか？
相手を変えること
それが目的になっているから
変わらなければイライラするし
言い方も荒くなる。
自分の思いを伝えること
が目的なら、
変わるか変わらないかは問題ではないし
「強く言われたら嫌やろうな。」
「どうやったら上手く自分の気持ちを伝えられるのかなぁ。」
と考えられると思います。
だから、
こういうちょっとした伝え方の違いって、
「テクニック」ではないと思います。
僕は、「コミュニケーションスキル」とか
「伝え方のテクニック」
という言葉が好きではありません。
結局、どこに重きを置くかやと思います。
自分の思う通りにしたいのか
自分の思いを伝えたいのか
相手の立場に立つ事ができれば、
言葉も選べるようになると思います。
そして、
言葉はその人自身と強く連動してるもんやと思うから
使う言葉を変えれば、人も変わる。
言葉を磨いていけば、どんどん洗練されるやろうし、
明るく、楽しい言葉を使えば、
その言葉が脳から口まで降りてくる時に、
通過点である目の裏を通って
その言葉のパワーで目を輝かせる。
こんな目になるかも（笑
そして、どんどん使い続ければ
第2通過点の鼻もピカピカになるかも知れません（笑