弱肉強食って英語で何て言うんかなぁ?
と気になって調べてみました。
the law of the jungle
「ジャングルの掟」って感じやと思います。
英語の方が本質をついてる感じがします。
なぜならそれは、食物連鎖という循環を表すもので、強いやつも死んだら誰かの餌になる、というのが自然界のルールやからです。
だから、そこが資本主義社会の弱肉強食との根本的な違いなんやと思います。
どんどん強いやつのところに富が集約して、格差が広がってることが問題とされています。
僕は、この富の集約はシステムの問題ではないと思います。
人の倫理感というか、マインドがそうさせてると感じます。
金持ちが、金で金を生み、自分の財産を増やし続け、私欲のためだけにお金を使う。
人を蹴落とし、騙してでも、利益を追求する。
そんな強欲な金持ちのイメージを植え付けられた人は、お金を稼ぐことにすら罪悪感を感じてしまうのかも知れません。
でも問題なのは、お金を稼いで金持ちになることではありません。
稼いだお金をどう使うか、それがポイントなんやと思います。
寄付とかチャリティだけじゃなくて、次の世代への投資、応援したい人から物やサービスを買うとか、社会全体を考えて使えるかどうかがポイントなんやと思っています。
お金を稼いでもええし、稼がなくてもええ。
どっちが偉いとかもない。
稼いだ人の方が多く税金を納めることになりますし、全うな商売で稼いでいるということは、すでにそれだけの価値を世の中に提供したということでもありますが、別に稼がなくてもいいのが資本主義やと思います。
もちろん稼ぐことだけが、人の役に立つことではありません。
ただ、価値を提供して稼いだうえに、更に上手く使えたとしたら、世の中はもっと心地よく、オモロくなると想像します。
強欲な金持ちを妬むのではなく、
「彼らよりも上手く使って社会をよくしたい。」
そういう気持ちで稼ぐ人が増えれば、格差も縮まるのかも知れません。
それに、上手く使える人の所にお金は集まってくるのだとも思います。
そして何よりも、
「お金がないからダメだ。」
「どうせ私なんて。」
という卑屈なマインドから抜け出すことが、心を格差から解放する最大のポイントなのだと思います。