「恩は返すな。」
若干刺激的なタイトルですが、もちろん「仇で返せ」という意味でもありませんので、最後までお付き合い頂ければと思います。
このタイトルは付けたものの、なんか上手くまとまらず、タイミング的なものもあって、書きかけのまましばらく放置してありました。
そんな中、昨日から今日にかけて、ツイッターで親しくさせてもらっている、
まきおさん こと くるま屋さん四年生オカダマキコさん がリツイートでお2方のブログを紹介してくれました。
『人は誰かのお世話になって生きているのです。なので私は「恩返し」ではなく「恩送り」が大切だと思うのです。』
それと、
の2本です。
このお2人のブログに触発され、僕なりに思う、「恩」というものをまとめてみました。
お2人に共通しているのは、
してもらった恩を直接返すことだけに囚われず、どんどん周りに広げて行こう。
ということだと思います。
内藤さんも仰るように、相手が自分より数段上で直接返すのが難しいこともありますし、
ヨーコさんが仰るように、友だちから友だちへと周りまわって結局は返って行く。
お2人のブログを読んでて、僕が言いたかったのはコレやな、と気付かせてもらいました。
直接返すだけが恩返しではない、ということやと思います。
直接返すことだけに縛られると、結局返せなかったり、自分の行動も小さくしてしまう可能性があると思います。
例えば転職を考える時、お世話になったお客さんや上司の顔が浮かびます。
「もっとこの人たちに恩を返さなければ。」
と考えるのか
「ここで学んだ事をもっと広く、別の場所でも活かせる。」
と考えるのかで大きく行動範囲は変わります。
別の場所で、そこでの経験がもっと大きく活かせるなら、元の会社にとっても喜ばしいことだと思います。
どっちがいい、とかではないし、別にどっちでもいいとんやと思います。
その場所で、猛烈に恩返しした方が、社会の役に立つこともいっぱいあるやろうし。
ただ、後者的な考え方を持てたら、心が軽くなるのかなぁと思います。
ここでは、転職を例に挙げましたが、もちろん単なる1例で、
普段の生活でも言えることだと思います。
先輩にコーヒーおごってもらって嬉しかったから後輩におごる。
リツイートしてもらって嬉しかったから、その人だけじゃなくて他の人もリツイートする。
返すだけじゃなくて、もう1つ、2つと別の場所へと拡げる
そうやって、恩という優しさ、「愛」が拡がって行く。
「愛」ってよく分からんし、キザな感じがしますが、このあと例えで使いたいフレーズがあるので、「愛」とします。笑
「愛」は地球上で最強のウイルスやと思います。
それに感染した人は、他の人にうつしたくて仕方なくなる。
どんどん、どんどん拡がって、蔓延して、
「愛のパンデミック」が起こる。
だから、
アンパンマンというヒーローでも、バイキンマンという悪でもなく、
そのミックスされた曖昧な存在「アイキン(愛菌)マン」こそが地球を救う。
そんな曖昧な存在、それは僕ら一人ひとりの人間なんやと思います。
という、妄想物語。。。