営業マンにオススメ。雑学本「エロい魚」はネタの宝庫

こんにちは!
ダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。

先日、

『魚はエロい』(光文社新書)著・瓜生 知史

と言う本を読みました。

魚にさほど興味があるわけではありませんが、小学生のごとく「エロい」というタイトルに惹かれて、手に取ってみました。

 

本の概要

残念ながら、まぁ分かってはいましたが、興奮するようなエロい内容ではなく、魚たちの様々な生殖活動をカラー写真付きで紹介しています。

聞いたことのない名前の魚が多く登場しますが、映画「ファインディング・ニモ」にまつわる小話も書かれてあり、日常生活にこそ役には立ちませんが、雑学として話のネタになるような内容がたくさん載っていました。

 

また、タコやイカなど魚以外の海の生物の生態についても記述があり、僕が一番印象に残っているのは、「ウミフクロウ」という夜行性のウミウシの話です。

体長約8cmの「ウミフクロウ」。オスの生殖器の大きさがなんと8cmと自分の体と同サイズで、しかも別のオスと、その生殖器でチャンバラのように戦う。

と書いてあり、もし人間やったら、、、と妄想してニヤけてしまいました。

 

ニモの裏話

これは、知る人ぞ知る、映画「ファインディング ニモ」の小話ですが、この書籍にもその内容が書かれてあったので、紹介します。

 

「ニモ」のモデルである「カクレクマノミ」は、両方の性を持って生まれてきます。

基本的にはオスになり、メスがいない状況になると、その中で一番強いオスがメスに性転換するそうです。

そして、一度メスになると、二度とオスに戻ることはないらしいのです。

 

ということは、「ニモ」のお母さんがいなくなった時点で、「ニモ」より強いオスである「マーリン(ニモの父)」がメスになり、オスである「ニモ」とは、そういう関係に、、、

 

と人間界の常識で考えると、実はあまり子ども向けの映画とは言えない内容なんですね。。

 

こんな人にオススメ

人とはちょっと違う話のネタをお探しの方にはオススメです。

経済やスポーツの話だけでなく、こういうちょっとエロい雑学を知っていると、営業トークの幅も広がるのではないでしょうか。

1つ残念な点は、写真の解像度が低いこと。オールカラーの写真付きですが、少し見づらい写真が多いので、詳しく魚の生態を知りたい方には物足りないかもしれません。

また、筆者の文体が「エロ親父」風な箇所も多いので、女性よりは男性向けの書籍と言えます。

 

ありきたりなノウハウ本や自己啓発本に飽きてきた方は、たまにはこんな本も良いのではないでしょうか?

 

 

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