いえづくり教習所初日
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今年で3年目のこの教習所。
東日本大震災を機に、高知県で活動する一級建築士の中 宏文さんが始めた企画。参加者が建築技術と知識を学びながら、わずか3週間で四畳半ほどの広さの家を建てる。
ここに自分たちで家を建てると思うと、ワクワクが止まらない。
「災害時でも、別の場所に小さな家(タイニーハウス)を作っておけば安心して暮らせる。意外と簡単に作ることが出来るタイニーハウスの良さと作る技術を広めたい。」
という主催者・中さんのアツい想いで幕を開けたいえづくり教習所。
初日の今日は、全国各地から集まった参加者9名(台風の影響で残り2名は今晩到着予定)の自己紹介と、3週間の流れの説明、その後2時間ほど座学があった。
基本的には、第1週は基礎工事、第2週は部材作りと建方(組み立て)、そして最終週に屋根や外装と内装を仕上げて完成となる計画。
座学では、一級建築士でも苦手な人がいるという「壁量計算」や「採光計算」というものまで教えてもらえるらしいが、最後にテストなるものがあるらしいので、予定表に赤字で書かれた「イベント」を目標に、技術はもちろん知識もしっかりと習得したい。
本日の座学では、「建築物とは何か?」という定義から、家を建てるために必要な資格や手続き、そして基本的な建築基準法を学んだ。
途中、高知県といえば知る人ぞ知る「某有名ブロガーさん」の話題になり、ここでは書けない裏話(?)も聞くことができた。
東京では消耗しなくなったが、高知では台風が来る度、自作した家が壊れるかも知れん不安で消耗しているとかいないとか。。
参加者11名のうち、8名が研修場所近くの宿泊施設に滞在し、残り2名は高知在住。残りの1名である僕は、知り合いの知り合いの知り合いの家に居候させてもらっている。
研修場所から車で30分ほどの南国市というところに住む人で、オクラを育てている農業者さん。
とても温かい人で、今朝はカレーを作ってくれていた。
ありがたすぎて涙が出たので、お返しには到底満たないが、得意の「ささみキュウリ梅肉和え」などを夕食に作った。
教習所の人たちはもちろん、この出会いも大切にしたい。
料理だけじゃなくて、オクラの収穫も手伝おう。
気付いたら農業魂に火が付いて、教習所に行かず収穫に夢中になってるかも。。笑
帰り道、ちょっと寄り道して桂浜へ。
坂本龍馬が「より良い日本をつくる!」と誓ったこの場所。
より良い日本、なんて僕には烏滸がましいので、「良いタイニーハウスをつくる!」と誓い、今回高知に来た裏テーマの1つである「自分を解放する」を実践すべく、人目をはばからずにフザけた自撮りをしてみた。
明日から炎天下で始まる建築作業。少しずつ出来ていくタイニーハウスと、少しずつ焦げていく僕をお楽しみに^ ^