いえづくり教習所3日目
僕自身、農業をやっている頃に何度か使ったことはあったが、先端のアタッチメントを「ビット」と呼ぶことや、そのビットにも色んな種類があり、プラスドライバーだけでも先の尖り具合で「プラス1」から「プラス3」まであることなど、知らない事だらけで勉強になった。
説明のあとは昨日のペアに分かれ、「うま」づくりの続きに取り掛かった。
僕も、残っていた作業「筋かい」の固定に取り掛かる。「筋かい」とは、斜めのつっかえ棒だ。
おおよその位置を決め、インパクトドライバーでビスを打ち込む。
よっしゃ、それっぽい!
と思い、裏返してみると、、、
飛び出してるやん!!
打つ位置が浅すぎた。やり直し。
悪戦苦闘の末、ようやく「うま」が完成した。
ペアの「うま」とは若干幅の異なる設計なので、2つ合わせるとコンパクトに収納できるようになっている。
木材同士を直角や斜めにつなぐことを「仕口」と言い、真っ直ぐ一直線につなぐことを「継手(つぎて)」と言う。
練習ではあるが、テストも兼ねている。今回は直角につなぐ「仕口」だ。組み立てた時に直角からの誤差が大きければ、不合格でやり直しとなる。
まず、出っ張りのある方の部材「男木(おぎ)」から作る。
まず斜めに切れ目を入れる。ノコギリの扱いには多少慣れてきたものの、真っ直ぐ切るのは難しい。
両サイドに切り込みを入れ、台形をつくる。
そして、それを所定の高さでカットする。
微調整はあとでするとして、ひとまずオスは出来た。
次はメスだ。「女木(めぎ)」は斜めにも切るし、ノミも使う。基礎の集大成だ。
切り込みを入れ、ノミを使い始めたところで今日はタイムアップ。
これは時間がかかりそうだ。
もうすでに、3名の合格者が出ている。直角にするには、真っ直ぐ切ることがポイントなので、明日からはエロさや邪念を一旦捨てて、純粋な気持ちで望もう。
今日も暑かった。参加者・いっしーの塩飴に加えて、講師の中さんが10リットルのポカリスウェットを持ってきてくださった。そして、なんと参加者・とっしーが昼休憩に自腹で氷を追加してくれた。
その上、明日の準備まで買って出てくれるという気遣い。優しすぎる!
午後からは、いえづくり教習所 1期生の先輩も来てくれ、高知名物「アイスクリン」を差し入れてくれた。
ひんやり冷たいけど、ほっこり温かいアイス。
ええ人ばかりで、人のぬくもりを感じる。
温かいと言えば、僕が居候させてもらっている南国市にある、ファミリーマートの一角でこんなものを見つけた。
手書きのポップが温かい直売コーナーだ。朝一番だったので、トマトしかなかったけど、ナス、オクラ、と夏野菜が並ぶのだろう、、、って
右上のコレ!
ワンピースのフィギュアやん!
しかも、エースはいつから海軍になったのか。。
海賊王にはなられへんやろうけど、しがない海賊の船大工見習いくらいにはなれるように、明日からも頑張るとしよう。