いえづくり教習所4と5日目
ぐうの音も出ない。三日坊主を達成し、安堵してしまった僕は、不慮の体調不良で4日目、5日目と欠席してしまったのだ。大失態である。
居候先のアニキがめちゃくちゃ優しい人で、スープやお粥を作ってくれたお陰で、完全復活。今日からまた、おかずを作って恩返しするとしよう。返しきれない恩である。
さて、2日間休んだ代償はデカい。作業も知識も大幅に遅れを取った。作業はもちろん休み返上でやるのだが、知識の方は?
でも心配いらない。快く教えてくれる教官や仲間がいる。
これが「いえづくり教習所」の最大の魅力かも知れない。
「どなたかご都合良い時で構いませんので、休んでしまったところ教えて頂けませんでしょうか?」
とライングループに投稿したところ、いっしーとゆうちゃんが作業している僕のところへすぐ来てくれ、メモや動画を元に教えてくれた。
他の人たちも「いつでも聞いて」「月曜の朝ならOK」とメッセージをくれた。ホンマに粋なチームだ。
さて、4日目、5日目の内容は主に基礎工事。職人の小松さんの指導のもと、すでに出来上がっている基礎の隣に、ポーチ用の基礎をつくる。
水平器を使い、しっかりとした土台をつくる。なんでもやはり、基礎が大事。
このあたりはまだ詳しく聞けていないので、写真で誤魔化そう。。
みんな交互に作業した。(のだろう。)
この2日間は基礎工事だけではなく、木材の解説もあった。
木材の白い部分を「白太(しらた)」、赤い部分を「赤身(あかみ)」と呼び、木の中心部である「赤身」の方が比重も重く、強度も高い。対して「白太」は軽く、柔らかい。
木の中心部側を「木裏(きうら)」、樹皮側を「木表(きおもて)」と呼ぶ。
この辺の知識は折をみて、後述したい。
中教官から「のみ」の研ぎ方レクチャーもあった。まず、番手の荒い800番〜1000番で中研ぎ、細かい目の8000番で仕上げる。刃が欠けてしまった時は600番であら研ぎからはじめる。
道具や機械のメンテナンスはやっぱり大事やなぁと思った。
そして、なによりも、自分の健康メンテナンスをしっかりしよう。